薬剤の新規導入や切替えの検討には、様々なリスクやコストを考慮する必要があります。
検証を一方的にお客様にお願いするのでなく、現実のラインに即したモデル導入プロセスをご提案し、
導入・切換えに伴うリスクや評価にかかる工数の低減を図ります。
- 目標の確認
●どういった目標を達成しなければならないか、要求スペックは、制約条件は、
原価低減は、生産性向上は…
実は薬剤の検討において最も重要なのは、この目標を確認する工程、
優先順位を含め、お客様と一緒にキチンとすり合わせします。- 初期性能の検証
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●検討を開始するにあたって、先ずは満たすべき基礎的性能を確保できて
いるかどうか、ラボレベルのテストを行います。
●できる限り、実ラインの情報も盛り込み、最適なテスト方法を検討します。 - 量産課題の検証
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●実ラインで処理を立ち上げ、量産課題を検証していきます。
●1週間程度の技術員立会いを行い、薬剤性能検証、ライン管理の確立、
設備面についても検証を行います。 - 実ライン化
●実ライン導入後は、目標達成状況について確認すると同時に、
ライン管理が適切かどうか、処理液の定期分析、加工品の表面状態の解析、
そしてライン担当者のフォローアップ(講習会)などを通じ
更なるレベルアップを目指します。- 改良・開発
●実ラインの状況に応じて、また、新たなニーズ(素材の変化、要求
性能の変化など)に対応し、より適した薬剤のカスタマイズ・開発を
行っていきます。